河合 雪之丞 (かわい ゆきのじょう)
屋号:白兎屋(しらとや)
1988年3月 |
国立劇場第9期歌舞伎俳優研修を修了 |
1988年7月 |
三代目市川猿之助(現・二代目市川猿翁)に入門 春猿を名乗る |
1994年 |
三代目市川猿之助(現・二代目市川猿翁)の 部屋子となる |
2000年1月 |
名題昇進 (披露公演:同年4・5月新橋演舞場「新・三国志」彩霞) |
2017年1月 |
劇団新派に移籍し、河合雪之丞と改名 |
平成8年(1996年)7月 歌舞伎座賞
(「小さん金五郎」六ツ八役)
平成9年(1997年)4,5月 新橋演舞場賞
(「オオクニヌシ」スセリヒメ役)
平成17年(2005年)7月 国立劇場優秀賞
(第67回歌舞伎鑑賞教室「歌舞伎のみかた」(解説)で市川笑三郎丈と)
平成19年(2007年)3月 第28回松尾芸能賞新人賞(公財)松尾芸能振興財団
(「夜叉ヶ池」白雪姫・百合、「天守物語」亀姫、「當世流小栗判官」お駒、「雪之丞変化2006」お初、「菅原伝授手習鑑~車引」桜丸)
平成20年(2008年)11月 国立劇場優秀賞
(「江戸宵闇妖鉤爪」商家の娘お甲・女役者お蘭・明智の女房お文)
『女づくり』 (徳間書店)
女方としての経験から得た「女づくり」「女みがき」のポイントを、歌舞伎に関するエピソードなどを交えてたっぷりと語った初めてのエッセイ。
歌舞伎名作撰
『義経千本桜』 ~川連法眼館の場/奥庭の場/蔵王堂花矢倉の場~(1992年12月 歌舞伎座)
(発売元:NHKエンタープライズ)
三代 市川猿之助丈(現・猿翁)が屈指の当たり役”佐藤忠信 実は 源九郎狐”を、坂東玉三郎丈が”静御前”を演じた名舞台です。
春猿は”腰元 桔梗”で出演しています。
歌舞伎名作撰
スーパー歌舞伎 『ヤマトタケル』(1995年4月 新橋演舞場)
(発売元:NHKエンタープライズ)
スーパー歌舞伎の記念すべき第一作で、再演を数多く重ね、今やスーパー歌舞伎の古典となりつつあります。
春猿はこの1995年4月の公演から”弟橘姫”を演じています。
Radiogenic リーディング・スペクタクル
『美貌の青空』 チェ・ゲバラ、魂の錬金術 (2005年8月 Zepp Tokyo)
『優雅な秘密』 (2006年8月 恵比寿ガーデンホール)
(発売元:エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ)
いずれも、作詞家として名高い売野雅勇氏の脚本による朗読劇です。。
女方である春猿が素顔のまま、声だけで女性を演じることが大きな話題を呼びました。